西暦747年、光明皇后(こうみょう こうごう)が東大寺の大仏(だいぶつ)を建立(こんりゅう)された夫である聖武天皇(しょうむ てんのう)の病気回復(びょうき かいふく)を願って建立(こんりゅう)されました。

建設当時は1000人の僧が住む大きな寺でしたが、その後の台風や火災などで多くの建物が焼失(しょうしつ)し、今は本堂(ほんどう)が残るだけになりました。

新薬師寺の本尊(ほんぞん)は薬師如来(やくしにょらい)です。

薬師如来は人々の病気の治癒(ちゆ)、災難の除去(さいなんのじょきょ)、心の安定を願われ修行されました。

新薬師寺に参拝(さんぱい)され、薬師如来に向かわれると皆様の病気や苦悩から救われます。

新薬師寺 4k空撮映像

見どころ

 

新薬師寺と言えば、日本最古最大の12神将像が有名です。

明るい庭から本堂に入ると、薄暗い中にほのかな灯りに浮かぶ12神将が見えます。

黒と白のコントラスト、そして大きさ、美しさにきっと感動を覚えます。

高い屋根まで吹き抜けになった大空間で3尺(約90cm)もあろうかと思う太い木の柱や梁が本堂を支えています。

その木造建築のすばらしさにも見とれてしまいますが、それ以上に12神将の美しさには言葉もなく、その場に立ち尽くすでしょう。

中央には薬師如来様がいらっしゃいます。薬師如来様とそれを守護する12神将の対比が芸術的で神秘的でもあります。

12神将は12支にも対応しております。皆様の干支の神将に祈り、薬師如来様に祈ることで皆様の願いがきっと叶えられます。

ぜひ一度、新薬師寺にお越しいただき、国宝の薬師如来像、12神将像にお会いしていただきたいと思います。

 

新薬師寺は高畑町にあります。

高畑町は古い町並みが残り、奈良らしさを発見できる街です。

その見どころは、このホームページの高畑町MAPをご覧ください